移動するということ。それは人が持つ普遍の欲求であり、人間社会を構成する重要な要素である。
約200年前に蒸気機関・内燃機関(ガソリンエンジン等)を開発した人類は、陸海空すべてでその活動の幅を広げてきた。
もっと早く、もっと多くを、もっと遠くに。ひたすらに移動の効率を求めてきた。
しかし、それによって生み出された「エネルギー」「環境」「事故」「渋滞」の問題は、移動の楽しみの足かせになってしまった。
そして今、移動=モビリティは、その形を大きく変えようとしている。
環境に優しい電気駆動を搭載した車体は、一つの移動体システムとしてネットワークに繋がる。
自動運転・AIなどの様々なソフトウェア制御・サービスにより、誰もが渋滞なく安心安全に移動できる。
これまで不自由であった様々な条件、様々な環境、様々な時間で、移動がもっと自由になる。
次世代のモビリティがもたらす新しい世界は、誰にも我慢をさせない。地球にも負担をかけない。
そう、すべてが変わっていく。これまでにないスピードで新しい概念・新しい価値観が生まれている。
その新しい世界に対応する人材が育つためには、今こそ新しい教育機関が必要ではないか。
それが、「モビリティシステム専門職大学」だ。
55年ぶりに日本が設ける新たな学校制度「専門職大学」のもと、次代を担う即戦力となるモビリティ設計者を養成し、
日本のみならず世界のモビリティ産業に輩出していく新しい“学びの選択肢”だ。
世界のモビリティ業界に確かな実績を持ち今も第一線で活躍する「現場を知る」教員陣による独自の講義・実習を通し、
モビリティの最前線で必要とされる理論と技術を横断的かつ実践的に学習する。
キャンパスにはサーキットを有し、周囲には自然が溢れ、猛暑と豪雪が共存するフレキシビリティに溢れた環境は、
モノづくりへのインスピレーションを与え、ここでしか培えない豊かな創造性を育む。
ここで学ぶ人材は、これからのモビリティ産業を切り開きけん引していく開拓者、『Pioneer in Mobility』となる。
開拓者たちが創り出す新しい世界は、人々の暮らしをより豊かにする。移動の足かせを取り払い、純粋な楽しみを取り戻す。
100年先のモビリティがここから生まれる。